インデックスファンド

 一つ先のコラムでは、ETFについて紹介しましたが、ETFと非常に似た投資信託にインデックスファンドというものがあります。かなり前のコラムで、毎月一定額を各国と各種のインデックス系のファンドでコツコツ分散投資をしていくのがコツ(洒落ではありませんが)と有名な本が紹介しているのと、自分も実践していると紹介しました。そのインデックスファンドについて紹介します。

 

 インデックスファンドとはどのようなものでしょうか。インデックスファンドとは、日経平均株価やダウ工業株などのインデックス(指標)に連動するように組み合わされた投資信託の一種のことです。投資できる国はもちろん日本だけではなく、世界中が対象となっています。また投資先の種類としては、株式や債券、REIT、コモディティ(石油、農産物などの商品)またそれらを複数組み合わせたバランスファンドなど多種多様です。多種多様なので、ETFと同じく一定額の積み立て投信を各国、各種ファンドで組み合わせることで分散投資が実現できます。またダウ平均株価などのインデックスに連動しますので、テレビのニュースなどで米国経済が好調、米国と中国の貿易戦争などの記事を見て市場の動きを比較的簡単に理解することができます。またファンド保有時の手数料が比較的安いなどの特長があります。

 

 ここまで読んで、昨日のコラムで紹介したETFと同じコラムを読んでいると錯覚した人も多いのではないかと思います。ETFとインデックスファンドは非常に似ています。ではその違いについて簡単に紹介します。ETFは証券会社で購入することができますが(先述の通り非常に少ないですが)、インデックスファンドは証券会社だけではなく銀行・郵便局でも購入できます。ETFではリアルタイムに売買できますが、インデックスファンドは基本的に一日1回程度です。ETFでは分配金を再投資することはできませんが、インデックスファンドでは再投資が可能です。ETFは少額で一度に数万、数十万円単位でしか売買できないのと、販売手数料もインデックスファンドに比べ高いので先ほど説明したような毎月一定額をコツコツのような場合はインデックスファンドの方が適していて、一時金がある程度溜まったらETFに変えるのもテクニックの一つです。インデックスの投資期間は基本的に無制限なので老後資産形成などの長期の積み立てには償還されることもないので適しています。

 

 何度も紹介しているのですが、個人的には好きなインデックスファンド系の積み立て投資信託も万能かといえば、正直不満や物足りなさも多く、結局正解・不正解は出口の時に知ることになるのですが、実際長期分散投資やドルコスト平均法を実現するなら取り組みやすいのも事実です。FPの先生によって意見が異なると思いますので、このコラムを読んで違った意見を聞きたい方は是非紹介されているFP相談をしてみてください。

 

続く。