オンとオフ

 日本語で、よくオンとオフの切り替えが大事だということを言いますが、英語で“On and off“というと降ったりやんだりとか断続的なという意味になってしまい全く意味が通じないことが最近ありました。(むしろ逆の意味)アメリカ人にとってオンとオフの切り替えが当たり前すぎてあえて表現すると、“Separate one’s job and private“ が相応しいのではということです。最近、会社のオフ会で会社の優秀な女性のリクルーターの方が、私と同じ人事系の資格“キャリアカウンセラー”を持っていたということから思いついたコラム。FPとしてのコンサルティングは、一般のお客様ならどちらかというと、会社での人生よりプライベートの人生のマネープランという意味合いが強いのですが、キャリアカウンセラーという資格とFP資格の愛称はよく、お客様のオン・オフの一貫したアドバイスができます。では、FP資格と相性がよい、2つの資格をご紹介します。

 

■キャリア・ディベロップメント・アドバイザー(キャリア・カウンセラー)

 

 自分はどんな仕事に向いているのか、今の職場で自分の実力は評価されていないのではないか…、このような仕事に関わる相談を受け、適性・適職の発見など、課題・悩みの解決へと導きます。キャリアカウンセラーの仕事は適職の発見に止まりません。仕事に関する悩みは、その人の価値観・人生観と深く関わっています。キャリアカウンセラーは、キャリアカウンセリングを通して、クライエント(相談者)が自分自身と向き合い、自身の価値観・人生観を再発見し、自己理解を深める方向へ導くという役割を担っています。クライエント自身が自らの価値を見出し、「やればできる」という自己効力感を持って仕事に臨むまでの支援を行なうのがキャリアカウンセラーの仕事の本質といえるでしょう。個人と社会の間に立ち、仕事を中心とした人生をひとが活き活きと過ごせるようお手伝いするのがキャリアカウンセラーなのです。(日本マンパワーのHPより)

 最近のライフプランにおいて、仕事のスタイルの多様化から、一生同じ会社で正社員雇用という人も珍しくなっています。自分でも経験しているのでわかりますが、同じ会社で長く良好な人間関係を続けることも能力が要りますし、また転職を繰り返してその職場になじむこともかなりストレスフルな世の中です。また、転職時やキャリアダウンした際のマネープランなども流動的で、長く同じ職場における努めるよりも綿密なマネープランが必要になります。そのようなクライアントに対して、オンとオフの双方のキャリア&マネープランを立てられることで個人的にも相当役立っています。FPの皆さんや一般の皆さん双方におススメの資格です。

 

■社会保険労務士(社労士)

 

 社会保険労務士の具体的な仕事は、主に3つに分けられています。どちらかというと、企業や企業で働く人のための資格で仕事はそれぞれ、社会保険労務士法第2条の第○号に記載されていて、その番号で呼ばれているのですが、内容は下記の通り。

1号業務 労働社会保険諸法令に基づく書類の作成、提出代行(例:健康保険、雇用保険、労災保険等への加入、脱退、給付手続き/助成金等)2号業務・労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成例:労働者名簿・賃金台帳の作成/就業規則、各種労使協会の作成等)3号業務・人事や労務に関するコンサルティング(例:人事配置、資金調整、企業内教育などのコンサルティング等)上記3つの中で、1号業務と2号業務は、社会保険労務士にのみ許された独占業務になっています。3号業務に関しては、社会保険労務士の資格を持っていない人でも行うことができます。最近社労士の専門分野として取り扱いが増えてきたのは、高齢者、介護、特定就職困難者、年金等の助成金や補助金の申請、代行業務等。とのこと。人事労務の企業回教育などは先述の確定拠出年金などの退職金制度の多様化や、また高齢者、介護などのリタイアメント後のライフプランに関しても重要になってきているので、もし時間があれば社労士は取りたいと個人的に考えています。

 

 キャリア・カウンセラーの資格取得の時にはカウンセリングの実務研修(数日間に及ぶロープレや実技テスト)などがあります。私個人としては人事系の業務に従事したことがないのですが、以前全国のFPの方のリクルートを数百人していたので非常に役に立ちました。またプライベートでも営業の面でも、感情表現豊かな人、怒りっぽい人や嫌味な人、常に冷静な人、いろんな人に会うことが楽しくなります。おススメです。

 

続く