就業不能保険と収入保障保険と団体信用生命

 平成も残すところ、あと2日となりました。平成でも日本ではかつてないほど長期連休のスタート、皆様いががお過ごしでしょうか。なれない長期の連休で、大きな事故やケガなくお過ごしいただければと思います。万一の時やケガや災害、障害などで働けなくなったときの保障と、大黒柱に万一の際に支払われる共に年金タイプの保障のお話をします。

 また、保険商品の中に、生活保障保険、就業不能保険、収入保障保険、給与サポート保険、所得補償保険、団体信用保険さらに蛇足ですが法人向けの商品で全額損金が今年4月否認された生活障害保障型定期保険など似たような響きで違った保障の保険がこれ以外にも多数ありますので整理してお話します。

 

❶所得補償保険と収入保障保険

 

この比較は以前のコラムでも紹介しましたので簡単に紹介します。所得補償保険は、会社員や自営業者の方などが病気やケガで仕事ができなくなった場合の収入減を補う保険です。

それに対して収入保障保険は、会社員や自営業者などの方が死亡または高度障害になった場合において、残された家族の生活費用を補う保険です。前者はケガなどで就業することが難しくなった場合給与を補填する保険で、後者は遺族年金を補填する保険といえば簡単に整理できそうです。

 

❷所得補償保険と就業不能保険

 

就業不能保険と所得補償保険はどちらもケガや病気で働けなくなった時の収入を補償する保険です。医療費などを日額×入院日数などで保障する医療保険と比べて、就業不能保険と所得補償保険は生活費を補償するイメージになります。就業不能保険が生命保険会社、所得補償保険が損害保険会社の商品で、保険期間や保障の条件、定額・実損形式などに違いがありますが、大きな区分で言えば生命保険会社が出しているのか、損害保険会社が出しているのかの違いです。

 

❸収入保障保険と団体信用生命

 

団体信用生命保険は通称:団信(だんしん)と呼ばれる、ローンを借りた人がローンを残した状態で亡くなったとき、または高度障害状態になった場合に、住宅ローンが保険でまかなわれる保障のことです。団体信用生命保険に入っていれば、収入保障保険は不要、もしくはその逆といわれることも多いのですが、個人的には、仮にローンの残債があるマンションなどに残されたご遺族は、その後のローンの支払いは不要にはなりますが、生活をしていく必要があるので、公的年金の遺族年金では不足する生活費を最低限の収入保障保険で補う必要があると思います。

 

 

続く。