キャッシュレス

退院してからというもの、それまでの自分の価値観が急激に変化して生活が変わりました。

それ以来、以下の5つのレスが付く取り組みを心がけるようになりました。日頃メールのレスが遅いなどと言われがちですが、ここではそのレス(Response)ではなく、減るとかなくなるとか少ないとかのレス(less)の方の意味です。

 

❶キャッシュレス

❷ボーダーレス

❸ジェンダーレス

❹ペーパレス

❺エイジレス

 

まず、一番のキャッシュレスですが、以前はクレジットカードを使ったり、スマホ決済なんて怖くていちいちのお金の決済を現金で行っていました。クレジットカードの手数料や気づかないうちに使いすぎるなど、さまざまな不安があり、FPとしても現金決済を皆さんに勧めていました。お給料後に固定費・投資の強制引き去りの後に一定額の現金を引き出し、ある分で生活する的な・・。

 

 自由に外出できない状況になり、銀行からの現金の引き出しや現金での支払いに正直辟易したこともあるのですが、これまたタイミング悪く入院時に某大手都銀のキャッシュコーナーが休日に閉鎖するということも重なり非常に不便を感じました。これも進化の過渡期かと思いあきらめていますが。

 

 経産省によると決済における日本のキャッシュレス比率は15年で18%と韓国の89%や中国の60%などに比べかなり遅れているそうです。キャッシュレスが普及すれば

 

・現金を持つ必要がなく、財布なども嵩張らない。一円単位でのオツリを使い切ることもなく、なんとなく家の中のビンやカンの中に眠っているお金も市場にビンカンに働く。

・ポイント還元が期待でき、ライフライン・保険料などの支払いも一元化しポイントが付き、また消費税増税のときなどメリットあるかも

・社会的信用が示せる:カード会社の審査があるため、社会的信用を示せます。

・空港などのラウンジが利用できたりと様々な特典があります。

・利用履歴が明細としてマイページ上で確認できる。何月何日にどこで買い物をしたなどの履歴が明確に残せるため家計簿をつける必要がなくなります。

 

などのメリットも多い一方で、昔の私が提唱していたように

 

・使いすぎてしまう。現金の減少を肌で感じられないので、つい使いすぎをしてしまう。

・手数料がかかる 見栄でゴールドカードなどを持つと年間手数用が高かったりします

・クレカ決済のサイクルが回りだすと、急に現金が必要になったときに残額が非常に少なくて困ることも。またカード払いができない店にイラつくことも。

・紛失のリスク これは現金も一緒ですが、スマホやカードをなくすと大変そう

 

などのデメリットもあります。

 

また、マクロの観点からすると、世界中でキャッシュレスが進化すると、世界共通の通貨単位ができるため、為替がなくなる一方で経済破綻する国などが出てくるかもしれません。私のように外国の通貨での運用にアレルギーがない人には為替差益などを狙うことができなくなるのでそれはそれで大きな視点で考えれば残念なことかもしれません。

 

日本においても2020年のオリンピック・パラリンピックや大阪万博の開催に向けて、大量のキャッシュレス文化に慣れた世界中の人々を招き入れることになり、キャッシュレスの推進はこれから加速すると思われます。キャッシュレス化するためのシステムは、IT技術の進化が必要です。モバイル決済するための端末も、キャッシュレス化のための専用機も全てIT技術です。パクテラでは、キャッシュレスやペーパレスに関する技術は非常に高くどんどんこれからの世の中に合った技術を提供していきます・・・なんとなく会社の宣伝になりました。

 

 ただ、日本で日常生活する私たちのライフプラン・マネープランニングの視点で考えれば、人工的には団塊世代と我々団塊ジュニアの世代が圧倒的に多く、その方々がキャッシュレスに不安や不便さを感じているなら、FPとしてうまくキャッシュレス・IT化時代と付き合う方法を啓蒙していかなくてはならない、という殊勝な決意をしたのレス、もとい、です。

 

つづく