「あなたには、人生を共にする“お抱えファイナンシャルプランナー”がいますか?」  Live to Relief株式会社代表取締役 笹村敏夫氏

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ファイナンシャルプランナーは、人生を一緒に歩む存在。個人に合わせたオーダーメイド保険をはじめ、投資、運用、住宅ローンなどお金の事に幅広く相談できる「ファイナンシャルプランナーオフィス」を経営する笹村社長に、仕事への想いや経営理念を伺いました。


―ファイナンシャルプランナーとしてのご経歴をお聞かせください。

食品メーカーで10年間、会社員として勤務したのち、国内大手生命保険会社の直販部隊で4年間ライフプロデューサー(以下LP)としてキャリアを磨きました。LPは、決められた取引先を付与されずにお客様からお客様のご紹介(口コミ)のみで営業する組織です。たくさんのご紹介をいただけるLPになるためには、保険や金融の知識はもちろん、人間力も磨いていく必要があります。「お金で何かあったら、この人に相談すれば安心」と思われる、頼りがいのあるLPになる必要があります。

 私たちのような男性コンサルタントというLPのスタイルは、比較的新しいといえます。もともと、戦後、日本で保険が普及していったのは戦争でご主人を亡くされた奥様が自らの体験談を語り、保険を販売したことが始まりで、その後主婦の方々、新卒の女性社会人と引き継がれ、この業界は女性がメインの職業でした。「体験談を語る」からのスタートだったので、コンサルティングという概念はありませんでした。その後、個人に合わせた必要保障額シミュレーション等、オーダーメイドの保険という考え方をもって、外資系生命保険会社が始めたのが、コンサルタントの走りです。

 私は、この仕事に誇りを持っています。ファイナンシャルプランナーは、わかりにくい保険や資産運用の話を、分かりやすく伝えることで、お客様に「ありがとう」と言われる仕事です。そんな仕事がしたいと思い、大好きだった食品メーカーから転身して、この業界に飛び込みました。



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―笹村社長のもとには、異業種からファイナンシャルプランナーとして一緒に仕事がしたいという方が集まっています。それほど人を惹き付ける社長の理念を教えてください。

 会社のメンバーには、この仕事に就いたら、今までお世話になった人には全員お伝えしに行く義務があるとお話ししています。“友人、知人、親族にお話はしない”人は採用をお断りしているほどです。なぜなら、大切な人に話ができなければ、これから出会っていく見ず知らずの人に話ができるわけがないからです。私たちの仕事は、将来のため、老後のために、長い人生という道に横たわるリスクについて警告をしていく仕事だと思います。そういった使命感をもって、私自身も仕事をしています。

日本では、保険に対するネガティブなイメージを持つ人は多いです。一方アメリカでは、「良き医者、良き弁護士、良きファイナンシャルプランナーが家庭に必要」と言われるほど、ファイナンシャルプランナーはステータスであり、憧れられる職業です。

私たちが設計する保険は、「オーダーメイド」保険です。“オーダーが出てから”お作りするので「オーダーメイド」と言っています。オーダーが出ていないのにプランをお作りする事を「レディメイド」と呼んでいます。私達は決して、お話しする前からプランを決めて持って行くことはありません。何故なら、その方に保険プランが必要なのかどうか解らないからです。その方に“保険が必要であってオーダーが出たら作る、オーダーが出なければ作らない”そういった理念で、私自身も、社員も、仕事をしています。

 近年ファイナンシャルプランナーと一口に言っても、証券会社系、不動産系、保険系フと、それぞれの強い分野のファイナンシャルプランナーが存在します。このうち、最も幅広く相談できるのはその方の人生そのものに長期間関わる保険系のファイナンシャルプランナーだと思っています。当社Live to Reliefでは、保険は生命保険、損害保険それぞれにプロフェッショナルが在籍しています。保険に加えて投資信託、不動産投資のご相談、住宅ローンの取次も可能です。その為、近年「保険代理店」ではなく、「ファイナンシャルプランナーオフィス」と称しています。

 

―別の側面として、大学のハンドボールの監督をされているそうですが、経営にどのような影響がありますか。

2011年から出身大学で体育会ハンドボール部の監督を務めています。私自身が、社会人になってこうして仕事ができているのも、大学4年間のハンドボール経験があってこそだと感じています。今の学生が、社会で充実した時間を過ごせるように、恩返しのつもりで担当させていただいています。

監督としては、技術よりも考え方を指導しています。逆境を受け止め、何ができるかを考え、行動に移り、結果が変わる。そんな成功体験をたくさん積んでほしいと思っています。

私と学生とは年齢差があり、文化も、受けた教育も異なるので、考え方の違いはあります。ですが、彼らの考え方を受け入れ、自分たちの世代のやり方を押し付けないことを意識しています。そういった工夫は、当社の経営や社員の指導にもいい影響があると感じています。たとえば、コミュニケーションの方法として、私たちの世代は電話が主流でしたが、今はLINEやFacebookなどチャットでのやりとりがほとんどです。それなら、LINEでのコミュニケーションの工夫を今の世代と一緒に考える方が建設的です。これは逆の立場でもいえることですので、今の若手の皆さんは、私たちの世代とどうコミュニケーションをとることが効果的かを考えるといいですね。

―経営を行う上で意識していることはありますか。

 私が上司から学んだことでもありますが、メンバーを「お客様扱い」することを意識しています。これは、自分がお客様に接するとき気を配るのと同じように、メンバーにも配慮をするということです。

お客様には、「お誕生日おめでとうございます」とお声掛けするでしょう。お客様とお話しをしているカフェの暑さ・寒さはどうか、飲み物が足りているか、心地よく過ごせるよう気を配るでしょう。そうやって、相手が何をすると喜ぶかを常に考えているので、お客様と信頼関係を築くことができます。お客様であれ、メンバーであれ、相手が自分を信頼してもらえるかは、自分が相手にどう接するかで変わります。お客様にできていることを、メンバーにも行うよう心掛けています。「お客様を勝たせる、社員を勝たせる。」ここの

土台がしっかりしていれば企業は成長を続けます。未来永劫、お客様を寄り添える環境を

作る為にチームのキャプテンとして社員を勝たせ、社員を勝たせられる人材を育てていくのが私に与えられた使命です。

―お客様にお伝えする際、どんなことを意識していますか。

 私がいつもお客様にお伝えしていることは、「お抱えファイナンシャルプランナーを一家に一人作ってください」ということです。銀行や、信用金庫で金融商品を買うと、あなたの担当者は転勤していなくなってしまうかもしれません。金融業界から転職してしまうかもしれません。ファイナンシャルプランナーに相談するのは、保険だけではありません。積み立てNISAや、iDeCo、住宅ローンなど、あなたのライフステージに合わせて相談したいことを相談できます。そして、この業界から去ることもない。人生をずっと一緒に歩んでいくパートナーとして、私たちもお客様の「お抱えファイナンシャルプランナー」となるべく、これからも努めてまいります。